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チーム機能のポテンシャル
チーム機能のポテンシャル
SMIN
2025-04-20 17:25:41
チーム機能の存在意義とは?

スイムペリアは、もともと個人で練習を記録し、振り返るためのサービスとしてスタートしました。 ご存知の方がどれくらいいるかわかりませんが、1年半ほど前からは「スイムペリアfor teams」という、チーム全体で活用できる仕組みもご用意しています。 この機能では、通常の機能に加えて、 ・チームメンバーの投稿だけが集まる専用ページ ・他のメンバーの投稿を引用して、感想や意見を共有できる機能 など、チーム単位での運用やコミュニケーションを前提とした限定機能が使えるようになります。 今回は、「なぜこの制度を導入したのか」「どんな未来を目指しているのか」という点について、運営側の視点でお話してみたいと思います。

チームの土台構築に欠かせない要素なはず

部活動やコミュニティ内では、メンバー一人ひとりの気持ちを丁寧に拾い上げるには、想像以上の時間とエネルギーが必要です。 たとえば、1人30秒の会話でも20人いれば10分、これを毎日となると現実的にはなかなか厳しい… そんなとき、「書く」という行為が力を発揮します。 リアルタイムではないからこそ、頭が落ち着いた状態で自分の気持ちを言語化できるし、誤解の少ない形で伝えることができる。 そして、「ちょっとだけ気になったこと」「うまく言葉にできないけど違和感があったこと」…そんな小さな声を拾うきっかけになります。 何より時間にとらわれない、しかも対個人ではないコミュニケーションなので、記載にあたっての心理的なハードルも低いはずです。すでに「書く」という行為自体は半分義務化されているのでなおさら。 スイムペリアのチーム機能では、こうした“リアルタイムではないコミュニケーション”をベースに、練習内容や運営体制などの“静的な部分”の改善が進んでいく仕組みを目指しています。 構造そのものが、チーム力の底上げと問題発生アラートになると踏んで運営しています。

何事もない一年の実現へ

私が理想だと思っているチームの姿は、「1年間なにも大きな問題が起きなかったな」と振り返れるような状態です。 もう少しだけ正確に言えば、 何も起こらない”状態を実現できることで、日々の活動にもっと集中できるし、前向きな取り組みの時間と質が高まる という状態になります。 チームとしての底上げは結果論として実現できる話で、その過程で大きなストレスがかかりにくい状態を目指しています。 そしてそのためには、“たまたま上手くいった”ではなく、“構造的にズレを予防する仕組み”が必要だと考えています。 というのも、メンバーが入れ替わる以上、毎年チームの人間関係はゼロから再構築されます。 つまり、マニュアルで引き継ぎできない課題が、毎年自然と発生してしまうんです。 だからこそ、「気合いでなんとかする」ではなく、「ズレが起きにくい仕組み」を用意しておくことが大切で、スイムペリアfor teamsはその役割を担うことを目的に運営しています。

温度差の“中間領域”を見える化する

もうひとつ、スイムペリアのチーム機能に込めた思いがあります。 それは、「視座の違いによって誰かが気づかぬうちに孤立してしまう」という構造に対しての問題意識です。 水泳への関心や意識の高さには、当然ながら個人差があります。 そしてその温度差が、やがてチーム内の対立構造を生んでしまうことは珍しくありません。 こういったズレは、どちらかが「悪者」にされてしまったり、個人の努力だけで解決を任されたりしてしまうことが多い。 でも本来、これはシステムで吸収すべき“構造的な課題”なんじゃないかと思うのです。 不満が顕在化する前に、個々人が自分の感覚を明確な不満として認識する前に、そのちょっとした違和感を顕在化できるのが、チーム機能の仕組みであり狙いです。 スイムペリアfor teamsが、そんな中間領域を補っていく存在になれたら嬉しいです。 もしチーム機能を使ってみたい方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせか管理人DMまでご連絡ください! とりあえず30分ほど面談してみて、本当に必要かどうか判断していただきたいなと思います。 チーム機能自体の利用ではお金は発生しないので、変な押し売り等はもちろんないです^^笑

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